お知らせ
2021.10.12
【研修報告】介護木鶏会 第11回 (R3.10)
介護木鶏会(もっけいかい)第11回をオンラインで開催いたしました。
木鶏会では、格物→致知(壁にぶち当たって、障壁を乗り越えることで、また自己成長につながる)これを原理原則において、様々な意見交換を行っております。
致知10月のテーマは「天に星 地に花 人に愛」
天地人
このタイトルの基は、「天の時、地の利、人の和」という中国戦国時代、孟子の言葉から来ています。
戦国の時代において、天候より有利な地形、有利な地形より人の団結にはかなわないといい、人の和こそ大切であることを示しています。
日本でも
1560年桶狭間の戦いがありました。
今川軍勢2万に対し織田軍2千人の軍が奇襲により、今川義元を打ち取り撤退させ、その後の天下取りの下地になったといわれます。
その時あられが降っていた【天候】
道が狭かった(ゲリラ戦に有利)【有利な地形】
それ以上に軍を鼓舞する信長の姿が想像できます。【人の団結】
いつの時代も「人心の団結が強国を作る」と言う原理原則は変わらないということを教えてくれます。
これを仕事に置き換えると、
天の時はビジネスチャンス
地の利は組織の強み
人の和は良好な人間関係
となるでしょうか。
いま、介護現場に目を移すとどうでしょうか。
人を大切にしていない組織は弱い。
面談などの時間をとって、
一人ひとりの声を拾っているでしょうか。
人材教育は後回しになっていないでしょうか。
強い国、強い組織をつくるには
人を大切にする必要があります。
良好な人間関係を築くためには
人のこころを耕す=人間力を鍛える研修も必要です。
人間学を学ぶ手段のひとつに、
介護の木鶏会もっけいかいを行っています。
素心、美点凝視など、
介護職こそ「人間学」を学んでいくことで、
より深い対人ケアにつながるものと感じています。
介護をもっと楽しみたい!そんな仲間を探しています。
介護職の皆さん、一緒に勉強しましょう!
この致知での学びは「美点凝視」という姿勢を身につけることにあります。
つまり人の良い面に目を向けることです。
私は介護の現場にも「心」が必要だと思っていて、
これを浸透させるのがミッションです。
そのためにもまずはトップのリーダーから始めています。
ご協力いただける仲間がおみえでしたら、ぜひ一緒に広め、共に成長していけたらうれしいです