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2022.03.15

【研修報告】介護木鶏会 第16回 (R4.03)

介護木鶏会(もっけいかい)3月のテーマ「渋沢栄一の人間学」について参加者と対話をしました。

渋沢栄一は新一万円札として2024年度上半期に発行される予定となり注目を集めています。
近代日本経済の父と呼ばれる渋沢は、明治維新のあと欧州の仕組みを日本に取り入れ、生涯で500もの会社設立600もの教育社会事業に携わったといいます。

なぜこれほどまでに渋沢が多くの偉業を成し遂げ、愛されたのか。
これからの時代に共通した要素を考えてみました。

これからの時代にも必要なのは、結果もさることながら共存共栄の精神こそが求められるのではないでしょうか。

高度成長期のように、ものを作れば売れる時代には競争によって市場が熟成していきます。

しかしコロナ禍によって社会情勢の不安や経済の行き詰まりを迎えた時代には、社会福祉事業や教育事業などの社会貢献や、人々を幸せにする「公益」を追求する共存共栄の社会コミュニティーが求められているのではないでしょうか。

今、身近になってきた話題としてはSDGsもそうです。
企業としては、地球を守るための17の取り組み目標を意識した自社の商品サービスを展開することで、消費者から支持される仕組みになっています。
これも将来の子どもたちのためにという、人類に共通した「公益」が働いている場面かと思います。

渋沢は当時からそのことに着目し、江戸の崩壊から世の中の立て直しに向け、一社独占ではなく「公益」を重んじたことが、人々に愛された理由と考えています。

私が自社の研修事業を通してやっていきたい事は介護事業所の横のつながりです。
1事業所だけの努力で新たな法改正などに対応し、実行を行うのは限界にきています。

そんな時は横との連携を持って、上手に「情報」を交換し合うことで、効率化できサービスの質の向上につなげることができます。 
その結果、やりがいのある働きやすい職場になり、ご利用者の笑顔が増えていくでしょう。

私はそのビジョンを持ってALL GIFUを作ることを目指しています。その先には東海のケア日本一を達成できると信じて活動しています。

今後、小規模の事業所は経営の苦戦が予想されます。
2040年に向けてのキーワードは「生産性」です。
効率よく「情報」を共有することで、生産性の高い仕事を応援します。

東海のケアの質日本一!を合言葉に
渋沢の偉業を励みにして行動して参ります。


この致知での学びは「美点凝視」という姿勢を身につけることにあります。

つまり人の良い面に目を向けることです。

私は介護の現場にも「心」が必要だと思っていて、

これを浸透させるのがミッションです。

そのためにもまずはトップのリーダーから始めています。

ご協力いただける仲間がおみえでしたら、ぜひ一緒に広め、共に成長していけたらうれしいです。

研修の様子はInstagrum、
YouTubeにて公開中♪