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2022.04.10

【研修報告】介護木鶏会 第17回 (R4.04)

4月のテーマ「山上(さんじょう)山また山」について参加者と対話をしました。

本日は新しい仲間も加わり、岡山から参加いただきました。全国でのつながりに感謝致します。

先日、スピードスケートの高木菜那さんが引退を発表しました。
彼女にとっての山は何だったのでしょうか。
日本代表のスケーティングでしょうか。
世界記録でしょうか。

彼女は常に目の前に妹(高木美帆さん)の存在があったといいます。
自分は遅い。妹と比べて遅い。
常に自分を否定し続け、自分を責めたそうです。
決して超えることができない山だったのではないでしょうか。

転んでも転んでも何度でも立ち上がり、自分と向き合った結果、平昌オリンピックで2つの金メダルを獲得しました。(一大会2つの金メダルは日本女子初)

充分、山は越えたのではないでしょうか。
彼女の姿勢にこそ、経営者のみならず万人が見習う姿があるように感じました。

山はあきらめない例えとして、経営にも例えられますが、その中でもわたしは山に対して3つ思うことがあります。

①瞬時の判断。
山の天気は変わりやすい。
雨などの状況変化に応じて、瞬時の判断が求められます。
時には無理をしない。雨が止むまで待機する。
その判断によっては自分を楽にするか苦しめるか結果が変わってきます。
どんな結果になろうと自己責任で、誰も助けてくれません。

② 一歩一歩進み続ける。
どの経営者も現状に満足せず、一歩一歩踏ん張って目標という頂上に登り続けます。
決して2段跳びで上がらず、周りの雑音もない中、足元に注意してただ登り続けます。
その一歩一歩の積み重ねが成果になることを、これまでの偉大な経営者は教えてくれています。この致知でもよく取り上げられます。
決してラクして頂上に行けることはありません。

③ 苦難(山)を乗り越える力が必要です。
そのためには、多く失敗することも必要だと思います。
なぜならば多く失敗することで、自分の頭で考えます。
そうすることで山を乗り越えていきます。

起業するにはどうすればいいでしょうかという問いに、「100回失敗したら起業できます」と答える経営者もいます。
それほど失敗の値打ちは人生を切り拓く不可欠な要素といえます。

その意味から、今月のテーマ「山上山また山」には、人生としての生き方、経営者としての向き合い方を教えてくれます。

常に自分と向き合い、挑戦し続ける。
高木那奈さんの姿に多くの学びと感じるものがありました。
高木さん、お疲れ様でした。
そして感動をありがとうございました。


この致知での学びは「美点凝視」という姿勢を身につけることにあります。
つまり人の良い面に目を向けることです。
私は介護の現場にも「心」が必要だと思っていて、
これを浸透させるのがミッションです。
そのためにもまずはトップのリーダーから始めています。
ご協力いただける仲間がおみえでしたら、ぜひ一緒に広め、共に成長していけたらうれしいです。

研修の様子はInstagrum、
YouTubeにて公開中♪